底 上
上ふたは一文字に閉じます。上面と、横面に、中の品物、搬入するお部屋を、ご家族のお名前
などを書いておくと、搬入の際、荷解きの際便利です。
箱詰めの際は、ふたが盛り上がるほど詰めてしまうと、積み重ねの際、中身の破損につながり
ますので、入れすぎに注意しましょう。
テープは、紙製のもので十分だと思います。
2)箱詰めの種類分け
箱詰めは、大きさにかかわらず、重さが均一になるようにします。重さが均一であれば、荷運
びの際、一定の力と、リズムで運べるため、軽いものと、重いものが混ざっているよりも疲労
が少なく、その分引越作業の時間を短縮することが出来ます。すべての箱を一定にするのは難
しいと思いますが、工夫をして出来るだけ近づけるようにしましょう。
大きめの段ボール(50cm角位)には・・・主に衣料品や靴、かばんといった、たくさん詰
め込んでもあまり重くならないようなものを詰め込みます。大きな鍋やフライパンなどを入れ
る場合は、隙間に物を入れすぎて重くなりすぎないようにしましょう。
中位の段ボール(40cm角位)には・・・主に、台所用品、棚の中の小物、テーブルの上の
ものなど、生活雑貨、小物全般に使用します。
小さい段ボール(30cm角位)には・・・主に食器や書籍など重たいものを箱詰めします。
3)食器などの割れ物の箱詰め
食器やガラス製品など、割れ物の箱詰めは非常に手間がかかりますが、大切な食器が壊れてし
まいますので、しっかりと梱包をしましょう。
食器はまず、新聞紙や緩衝材などで一枚ずつ包み、直接食器同士が、触れ合わないようにしま
す。
特に壊れやすそうなものは二重、三重に包んで箱の上層部に詰め、大きめで重たいお皿は、箱
の底に入れるようにしましょう。
箱を斜めに、傾けておくと、詰めやすく、隙間なく入れられます。
お皿の場合、箱には一枚ずつ縦に並べて入れます。
このとき箱の底と隙間には手で丸めた新聞紙などを入れて固定します。
箱にかかる力は、運搬中、輸送中とも、上から下にかかります。横からの力はあまりかかりま
せん。
ふたを閉じたら中身を「食器(グラス、小皿)、食器(大皿、グラタン皿)」と、マジックで
はっきりと、わかりやすく書いておくと、引越し先で荷物を降ろすとき、どこの部屋に降ろす
のかが分かるので、大変便利です。また開梱(荷解き)を行う際に中身が分かっていると、順
序良く開梱できて便利です。
置物や、飾り物なども、食器同様に、丁寧に包んで、箱詰めしてください。高価な食器などは
、上下からの圧力が弱まるように、エアキャップなどの緩衝材や、バスタオルなどを、箱の底
とふたの下に入れましょう。
4)電化製品など
テレビ、ビデオ、パソコン、電子レンジ、炊飯器、ステレオなどの梱包はご自分で運ぶ場合、
購入したとき入っていた箱に入れるのが、一番安心です。
箱が残っていない場合、毛布などでくるみ、大きめの箱に入れて、外側に中のものを、大きく
書いておきます。
トラックの荷台に積み込むときは、揺れの少ないスペースに積み込みます。
冷蔵庫は前日までに中身を空にします。
搬出・搬入作業で、傾けますので、中身が入ったままですと、冷蔵庫が損傷・故障したりする
原因になります。冷凍庫に霜が着いている場合、運搬中に霜が溶け出して荷物を濡らさないよ
うに、電源コンセントを前日までに抜いておき、冷凍庫の扉を開けて霜を溶かします、霜が多
い場合は冷凍庫にタオルなどを敷き溶けた水が外に出ないようにします。又、庫内のお掃除を
しておけば、引越し先ですぐに気持ちよく使えます。
冷蔵庫の中身を空にするためには、一週間くらい前から、食事のメニューを考えて、使い切る
ようにすると、食材の無駄もなくなり、梱包の手間も省けます。
使い切れない食材は、クーラーボックスに入れて運搬します。
5)洗濯機・乾燥機について
全自動洗濯機の水道ホースは、ほとんどワンタッチで着脱できるようになっています。そのた
め、蛇口側に付いている部品を取り忘れることが多いので、注意しましょう。蛇口に付いてい
る部品は,4本のねじで簡単にはずせます。洗濯機の説明書にも、取り付け、取り外し方法が
記載されているので、確認してください。
排水ホースは、排水溝から抜いて、ホースの先に付いているフックを、洗濯機に引っ掛けます
。排水ホースの先にL字型の継ぎ手が付いている場合、大抵、排水溝の部品なので、取り外し
て、置いて行きます。ホースの先にフックが付いていない場合、ホースを上に向けて、布製の
ガムテープで止めます。フックが付いている場合でもテープで止めておくと、運搬の際外れる
ことがないので安心です。洗濯機の中の水が完全に抜けている場合は、排水ホースを、根本か
ら抜いてしまってもかまいません。水道ホースと、排水ホースは、なくならないように、袋に
入れて、洗濯機の中に入れておきましょう。
2槽式の場合も同じように外します。排水ホースは、外せないことがほとんどなので、フック
をかけてテープで止めます。
取り付けの際は、取り外しと逆の手順で行います。水道ホースの蛇口部品と、排水ホースの取
り出し場所の移動(排水溝の位置と、現在の排水ホースの位置が、逆になっている場合など)
は、説明書を見て行いましょう。(排水ホースの、取り出し場所移動の方法は、洗濯機の構造
によって、様々な種類があります。)
洗濯は、前日までに終わらせておき、洗濯機の中に残っていないようにします。中に入れたま
ま運搬すると、運搬中に洗濯槽が大きく揺れるため、故障の原因になります。
コンセントを抜く場合は、コンセントを抜いてから、アース線を外します。アース線は、大抵
の場合ドライバーで簡単に外せます。
コンセントコードと、アース線は、まとめて、洗濯機に布テープで止めておきます。
乾燥機は、洗濯機に直接取り付けられている場合と、台に取り付けられている場合があります
。どちらの場合でも,まず、コンセントを抜き,アース線を外します。次に、乾燥機の下から
出ているホースを外します。乾燥機は下側で、4本のねじで止められているので、ねじを外す
と、乾燥機は外れます。
洗濯機に付いている、乾燥機取り付け部品は、付けたままで運べる場合はそのままにしておい
てかまいません。
乾燥機を取り外す場合は、安全のため、必ず二人で行いましょう。
ガス乾燥機の場合は、購入店、または、ガス店、ガス会社にご相談ください。
洗濯から、乾燥までを行う乾燥全自動洗濯機の場合は、大変重く、危険なので、購入店や、引
越し業者に、ご相談ください。
6)タンスや本棚、食器棚などの場合。
タンス内の洋服、和服及び小物関係(時計、貴金属関係、ネクタイ、タイピンやハンカチーフ
)などは予め箱に詰めておきましょう。(搬出・搬入の際に傾けたりするので割れ物などが入
っていると割れてしまうことがあります)
中身が入っていると、大変重たいため、重さに気をとられ回りにぶつけて、壁を傷をつけたり
、体を壊してしまいます。「これくらい運べる」、と思って、がんばりすぎると、体を壊した
とき、引越しも進まなくなり、お仕事にも影響します。過信をせずに、できるだけ軽くするよ
うにしましょう。それでも重いときは、引き出しを抜いて運びます。中身を入れたまま、引き
出しを抜いて運ぶと、持ちにくく、ぶつけたり、中身を落としてしまうことがあります。でき
るだけ箱詰めしたほうがよいでしょう。
洋服ダンスのお洋服は、大きめのダンボールにつめます。ハンガーから外しきれいにたたんで
つめます。お洋服が多いときは、持ち主別につめ、又、中のものを詳しく書いておくと、荷解
きの際に整理しやすいと思います。
整理ダンスの中のものは、お洋服の場合は、大きめの箱に詰め、小物のときは、中くらいの箱
に詰めます。引き出しごとにダンボールを分けると、スムーズに荷解きが出来ます。
小型のたんすで、二人で持てるものは、そのまま運んでもかまいません。重たいときは、整理
ダンスと同じように、引き出しごとに、箱詰めしましょう。
本棚の本は、小さめの箱に詰めます。箱詰めの際は持てる重さにしましょう(10Kg程度が
よいと思います)。箱詰めのポイントは、シリーズ別や、作家別に分け、ダンボールに内容を
細かく書いておくと、荷解きの際わかりやすく、又、そのまま押入れなどに保管しておくこと
もできて、便利です。
箱が手に入らないときは、束ねてひもで縛ります。ひもがかかるところは、傷が付いてしまう
ことがあるので、お気に入りの本は、真ん中にするなどしてひもがかからないようにしましょ
う。
7)家具の分解組み立て
大型のタンスや、本棚は、分解して運びます。
三枚扉、四枚扉の洋服ダンスの場合、ねじ止めされていて分解できるものがほとんどです。分
解して運びましょう。
一般的なものは、天板と台、扉が付いている部分は、左右に分かれます。内側にねじがあるの
で、ドライバーや、六角レンチで外します。
スライドドアの、洋服ダンスの場合、スライドドアの上部に、ボタンがついています、ボタン
を下げると扉が外れます。そして、天板と台、左右に分けます。スライドドアを取り付ける場
合は、下側からはめて、上部のボタンを押すとドアがはまります。
整理ダンス、和ダンスの場合は、ねじ止めされている場合と、されていないものがあります。
ねじ止めされているものは、分割部分の下の引き出しを外すとねじが見えますので、ドライバ
ーや、六角レンチで外します。ねじ止めされていない場合でも、タンスの裏側が、金具で止ま
っていることがあるので、確認しましょう。
大型の本棚の場合、スライドのついているものとついていないものがあります。どちらの場合
でもまず、棚板を外します。棚板はまとめてひもで縛っておきましょう。棚板をとめている金
具(ダボ)は無くなりやすいので、外して袋などに入れておきます。次にスライドがついてい
る場合は、スライドを外します。スライドは、上下に付いているねじを外すと、外れるものと
、上に引き上げると外れるものがあります。
上下に分割できるものは、分割して運びます。
小型の本棚も、棚板を外して運びます。
食器棚の場合、一般的なものは、上下に分かれます。まず、ガラスのスライド扉がある場合、
上に引き上げて外します。次に、本棚のときと同じように棚板と、止めている金具を外します
。ねじ止めされている場合は、分割部分の上に見えているねじを外すと、外れるものと、下の
引き出しを抜くとねじが見えるものがあります。ねじ止めされていないものは、裏側が、金具
で止められているものがありますので、確認してください。
オーディオボードやパソコンラックなどはそのままで運べます、中身(コンポやチューナー関
係やパソコン)は配線などを外して梱包をしましょう。配線を外す際、コードと、コードを差
し込む場所に番号を振ったシールを貼っておくと、再び配線するときにわかりやすく、便利で
す。
オーディオボードに、ガラス扉が付いている場合、開かないように、布テープで止めておきま
しょう。
パソコンラックが、そのままでは、搬出できない場合は、分解をします。大抵組み立て式です
ので、説明書を見て、分解をします。
組み立ての際は、逆の手順で行います。安全のために、必ず二人で行いましょう。
上記以外にも様々な種類のものがあります。説明書をよく見て、慎重に分解組み立てを行いま
ょう。わからない場合は、無理をせずに、購入店にご相談ください。
ペンギン引越センターでは、大物のみのお引越しも承っております。お気軽にご相談ください
。
8)お布団など
お布団は、引越の当日まで使うものです。事前に布団袋を用意しましょう。
布団袋をお持ちでない場合、布団屋さん、ホームセンターなどで販売しています。
手に入らない場合、シーツや、風呂敷などで代用します。シーツや、風呂敷で布団を包み、ひ
もで縛ります。運搬の途中で汚れてしまうこともあるので、しっかりと包みましょう。
ペンギン引越センターでは、当社ご利用の際、無料で布団袋の貸し出しを行っております、ぜ
ひご利用ください。
9)その他の荷物
・食卓テーブルやガラステーブルといったテーブル関係
食卓テーブルの場合、脚が折りたためる場合は折りたたみます。
戸から出ない場合は、分解をします。大抵のものは、ボルトと、ナットでとまっています。裏
返しにすると、ボルトと、ナットが目えるので、外すと簡単に足が取れます。それ以外のもの
は、説明書を見るか、購入したお店に、ご相談ください。
大型の食卓テーブル、大型のガラステーブル場合、分解、組み立てのできないものもあります
。
ガラステーブルのガラスは、ダンボールで梱包をします。大きなガラスの場合は、ダンボール
を開き何枚か、つなぎ合わせて、ガラスをダンボールではさみます。回りもテープでしっかり
と止め、ひもで縛ります。
・絵画など
いらない毛布などがあれば、毛布でしっかりと巻きます。なければ新聞紙で巻き、ガラスの部
分にダンボールを当てひもで縛ります。
また、高額な絵画などは、専門業者荷お願いするのが良いと思います。
・衣裳ケースや押入収納など
衣裳ケースの中身は、基本的にそのままはこびます。引き出し式のものは引き出しが出ないよ
うに、布テープで止めます。
あまりに重たい荷物を衣裳ケースに詰めておくと、運搬中にキャスターなどが壊れてしまうこ
ともあります。
また冬場、気温が低くなると、プラスチック製品は硬くなり、ひび割れが発生しやすくなりま
す。
押入れ収納庫は、衣服などを入れるもので、重たいものを入れるようにはできていないため、
重たいものを入れたまま運ぶと、壊れてしまうことが多いので、できるだけ箱詰めしたほうが
いいでしょう。
・お仏壇はどうしたらよいのでしょうか
仏具など、中身を箱詰めします。大型のお仏壇は、二段、三段、四段、と分割できるものがあ
ります。ねじ止めされているものは、ほとんどないので、分割して運びましょう。扉は開かな
いように、布テープや、ひもで止めておきます。
ご位牌などは、箱詰めせずにご自身でお持ちになるのがよろしいかと、思います。
簡単ではありますが、荷造りのポイントをご案内しました。
荷造りの秘訣としては、使用頻度の低いものから箱詰めした方がスムーズに進みます。
また引越しまでの日数を確認し、引越し前日までの引越し計画を立てて準備を行っていくことが
最善の策だと思います。
不用品の処理は、ごみの日が決まっているので、早め、早めに行いましょう。粗大ごみに関して
は、自治体によって異なりますが、有料のところが多いようです。最寄の清掃事務所にご相談く
ださい。(「引越です」、と、言う早めに取りに来てくれることがあります。)
トラックの準備
トラックには、荷台に屋根のない平ボデータイプ、ほろのついているタイプ、パネルの箱になって
いるパネルバンタイプなどがあります。
引越には、突然の雨や、風から守れるように、ほろタイプや、パネルバンタイプを選んだほうがよ
いと思います。レンタカーを借りる場合は、シーズン中は、すぐ一杯になってしまいますので、早
めに予約を入れましょう。トラックの運転が苦手な方は、ワンボックスタイプをご利用になると、
よいでしょう。
トラックの大きさは、荷物の量によって変わります。
お一人分なら、ワンボックスか、2t車を選びます。
それ以上の大きさになると、乗用車とは、まったく運転感覚が変わってきます。荷物量が多いとき
は、何度も往復するのが良いと思います。(大きいトラックは、慣れていないと、事故を起こす可
能性があります。又,真後ろは、まったく見えないため,バックするのが大変だと思います。)詳
しいレンタル料金は、各レンタカー会社にお問い合わせください。トラックの運転をされたことが
ない方は、運転のできる方にお願いしたほうが良いでしょう。
荷造りをすると、荷造り前の2倍の量になると考えて、大き目のトラックを借りましょう。
1)人員の手配
体力のある方を選んで、声をかけてみましょう。お荷物を運んでみてから、思っていたより大変だ
ったりすることもあると思います。後ろ向きに歩いたり、普段使わない筋肉を使ったりします。普
段から運動をしている方がよいと思います。
一人分の引越は積み込むのに1〜2時間、おろすのに1〜2時間必要です。ご家族分の場合、朝か
ら夕方までかかりますので、一日かかることを了承して、来てもらったほうがよいでしょう。
2)引越当日
さあ、当日です。レンタカーをとりに行きます。
荷造りが終わり、トラックの用意ができたら荷物の搬出を始めます。引越し先では、大きいものか
ら配置をしていったほうが、スムーズに搬入できるので、トラックに、荷物を積み込むときは、大
きいものが先に降ろせるように、逆の手順で、小さなものから積み込んでいきます。(一台で往復
のときは、大きなものから)
ダンボール、小物の積み込み。トラックに荷物を、安全に、たくさん積むためには、いくつかの注
意点があります。ダンボール、小物を、たくさん積むためには、隙間なく、高く積み上げる必要が
あります。高く積み上げるには、重いものや、重ねるときに安定しているものを下のほうに積み、
軽いもの形の不安定なものを上のほうに積み上げると、荷崩れや、ダンボールがつぶれて中身を壊
してしまう心配が、少なくなります。ダンボール、小物が、積み終わりると、残りは、大きい家具
なので、積み上げた面が、平らになるようにすると、家具がつみやすくなります。
パネルバンタイプの場合
(利点:雨、風の影響がない。パネルの壁は、しっかりしているため、荷物を高く積み上げられる
。欠点:車高が高いため運転が難しい。)
まずダンボール小物を積み上げます。
トラックの荷台に余裕があるときは、次に背の高い家具を積み、ダンボールが、荷崩れしないよう
にします。そして、残りの中型の家具や、小形の家具、残りの荷物を高く積まないようにして荷崩
れを、防ぎます。
トラックの荷台に、余裕がないときは、先に中型、小型の家具を積み、その上に、布団や、残りの
荷物を高く積み上げ、最後にそれらを背の高い家具で押さえるように積み、荷崩れを防ぎます。
一番最後に、自転車や、植木などの外回りの荷物を積んで、荷台の扉をしっかり閉めます。
ほろタイプの場合
(利点:雨、風の影響が少ない。欠点:車高が高いため運転が難しい。ほろの隙間から小さな荷物
が落下する可能性がある。※ほろの構造により様々なタイプがある)
ほろタイプの場合は、ほろの隙間から小さな荷物が、車外に落下するのを防ぐため、まず、荷台の
周りに背の高い、大きい家具を積みます。真ん中に、ダンボールや小物を積み込んでいきます。積
み方はパネルバンと同様ですが、周りの家具よりも高く積まないようにします。ダンボール、小物
を布団などで押さえ、最後に自転車、植木などの外回りのものを積み、後ろのシートをしっかりと
閉めます。
※パネルバンタイプや、ほろタイプは、高さが約3mあります。気をつけないと、民家の屋根を壊
したり、木を折ってしまうことがあります
平ボデータイプの場合
(利点:車高が低いため、運転がさほど難しくない※。ルームミラーで後ろが見えるタイプもあり
ます。欠点:雨、風の影響が大きい。荷物を高く積み上げられない。)
荷物の積み方は、ほろタイプの方法と同じです、最後は、あおりをしっかりと閉め、シートをかぶ
せて、ロープで縛ります。
平ボデータイプの荷物の積み込みは難しいので、荷物の少ない方向きです。荷物が多い方、背の高
い家具がある方は、上記のパネルバンタイプか、ほろタイプを、おすすめいたします。
ワンボックスタイプの場合
(利点:運転感覚が乗用車に近く、運転しやすい。高さ、幅が大きくないため、狭い道に入って行
ける。欠点:荷台の奥行きが、2m前後、高さ1m強なので背の高いものや、大きな家具は積むこ
とができない。)
荷物の積む順番は、パネルバンタイプと同じです。しかし、ワンボックスタイプは、荷物をたくさ
ん積むことができません。二回,三回に分けて運ぶときは、一回目、二回目は大きなもの、三回目
は小さなもの、とゆう風に、おろすときに、大きなものから部屋に入るようにします。
積み込むときに、窓ガラスに、家具など硬いものや、ダンボールでも、重たいものが触れてしまう
ときは、荷物と、ガラスの間に、毛布などを挟んで、ガラスが割れないようにします。
家具の運び方
大きさにかかわらず、家具は二人で運びましょう。三人、四人で持つと、一人当たりの負担は軽く
なりますが、バランスをとるのが難しくなり、かえって危険になります。二人で持てるものは、二
人で持ち、もてない重さのものだけを、三人、四人で持つようにします。
背の高いものは、斜めに倒して運びます、一人は上側を、一人は下側を、対角線になるように持ち
ます。背の低いものは、二人とも下側を持ち、腰の高さまで持ち上げて運びます。このとき、背の
低いチェストや、食器棚の上部分などで、引き出しが出やすい、扉が開きやすい場合、ガラス戸な
ど外せるものは、外します。外れない場合は、布テープで止めます。テープを張る場合は、はがす
ときに塗装がはがれてしまうものがあるので、目立たないところで試してから張りましょう。少々
手間がかかりますが、これらのことで、引き出しを落としたり、ガラスが割れるのを防ぐことがで
きます。
1)階段作業
階段には、広い階段、狭い階段、螺旋階段、折り返しの階段、又、天井の低いところ、高いところ
、踊り場の狭いところ、広いところなど、様々です。
階段作業は、非常に危険です。階段の状況や,各人の力量を考えた上で、慎重に行います。
家具の下部分が、階段に当たる場合
下部分を持っている人は、当たらないように、上に持ち上げます。手を順手に持ったまま上げられ
ないときは、逆手に持ち替えます。持ち替えるときは、必ず、一度床に置いてから行うようにしま
しょう。下を持っている人には、家具の重さが、大きくかかってきます。力の強い人や、二人で持
つようにしましょう。
天井が低く、家具の上部分が、天井に当たる場合
上部分を持っている人は、手を下げて当たらないようにします。手を下げると、腰が曲がった状態
で、重さがかかるため、腰に負担がかかってきます。足腰が強い人が行いましょう。
折り返しの階段で踊り場が狭い場合
背の高い家具は、踊り場ごとに、家具を直立させると、折り返しやすくなります。直立させた状態
で、少しずつまわすようにして折り返します。そのとき、手ではさむようにして持たなければなら
ないため、大変な力が要ります。あらかじめ持つ部分にひもをかけておくとよいでしょう。又、狭
い廊下などでも、曲がったり、折り返したりするときは、この方法を使います。家の中の階段や、
廊下の場合、家具を毛布の上に乗せると、移動や、階段の踊り場で、まわすのが楽になります。毛
布に乗せると、滑りやすいので気をつけましょう。
階段を下りてゆくとき、下を持つ人は、重さがかかった状態で、後ろ向きに下りなければなりませ
ん、足を踏み外すと、そのまま荷物の下敷きになってしまいます。十分気をつけてください。
階段を上ってゆくとき、下を持つ人は、荷物の重さに加えて、上に押し上げなくてはいけません。
大きな力が必要です。又、上を持つ人は、下から押されるため、それに合わせて、後ろ向きで階段
を、上ってゆかなくてはなりません。重たい家具の場合、上に引き上げるようにしなければならな
いこともあり、体勢が悪いまま複雑な動きをするため、体に大きな負担がかかってきます。
十分注意をして、きつい場合は、休憩を挟みながら、作業を行ってください。
2)吊り下げ、吊り上げ作業
階段から家具が入れられないとき、出ないときは、吊り作業を行います。
吊り作業は、大変危険な作業です。一歩間違えれば、転落事故や、落下事故にもなりかねません。
十分注意しましょう。
まず、家具をできるだけ軽くします。中身を完全に抜き、引き出しや、扉、棚など、外せるものは、
すべてはずします。次にひもをかけます。ひもは、縦横二本ずつ、背の高いものは、必要によって横
ひもを三本かけます。途中でひもが切れないように、ひもが細い場合、二重,三重にします。そして
、縦ひもと、横ひも同士を縛り、ひもがずれないようにします。
次に、吊り上げ、吊り下げのひもを縛ります。吊り上げ、吊り下げのひもも、細い場合、二重、三重
にして、縦ひもの上部分に外れないように、しっかりと縛ります。
ひもがしっかりとかけられたら、吊り作業を始めます。
吊り作業は、最低四人で行いましょう。手にしっかりとゴム引き軍手をしましょう。ベランダなどの
窓や、扉を外し作業スペースをできるだけ広くとるようにしましょう。
吊り上げ作業
荷物を吊り上げる場所に持ってきたら、上に二人、下に二人配置につきます。上の二人がひもを引き
上げながら、下の二人が手の届くところまで家具を持ち上げます。下の二人は手が届かなくなったら
、上に行きます。四人でベランダの柵の上に家具の半分が出るくらいまで引き上げます。半分でたら
、二人で、家具がその位置にとどまるように支え、残りの二人が家具の上部分を持ち、ベランダの柵
を支点にして倒すように引き込みます。
吊り上げの際、ベランダの外壁素材が、石膏ボードなどで、できている場合、外壁に強くぶつけると
、外壁に穴が開いたり、欠けたりしますので、ぶつけないように注意してください。外壁に接触する
場合、やさしく触れるようにします。
吊り下げ作業
荷物を吊り下げる場所に盛ってきたら、四人で途中まで吊り降ろします。下から手の届く場所まで降
りたら、二人でその位置にとどまるように支え、その間に、残りの二人が下に降り、四人で、ゆっく
りと地面まで下ろすようにします。
※ひもを持つとき、ひもを手に巻きつけることは、絶対にしないでください。ひもを手に巻きつける
と、家具の重さで、ひもがしまり骨折をしたり、家具が持ち上げられず、落としてしまったときに、
ひもが外れず、そのまま外に引っ張り出されて,転落事故につながります。
荷物を吊り上げ、吊り下げするときは、絶対にベランダから身を乗り出さないでください。又、身を
乗り出さなければならないとき、屋根の上から吊り作業を行うときなどは、命綱をつけ、転落防止の
措置をとってください。
吊り上げ、吊り下げのときは、落下事故防止のため、絶対に、荷物の真下に入らないでください。
3)冷蔵庫の運び方
大きな冷蔵庫になると、100Kg近くにもなりますので、特に注意が必要です。運び方は大きな家
具と同じですが、重たい冷蔵庫は、ちょっとぶつけただけで、壁などに傷をつけてしまいます。特に
慎重に運びましょう。大型の冷蔵庫の下の部分には、大抵の場合キャスターがついています。しかし
、このキャスターは、方向が固定されているので、冷蔵庫のドアの方向には動かせますが、横方向に
は、動かせません。(冷蔵庫の下に付いているカバーを外し、ねじ式になっているストッパーを締め
ると、動かせるようになります。)お部屋の中で動かすときは、毛布などの上に乗せて、毛布を引っ
張るようにして、動かします。マンションなどで階段を使うときは、3〜4人で運搬したほうがよい
でしょう。
トラックに乗せるときの注意
重たい家具を乗せるときは、持ったまま直接乗せるか、又は、一旦地面に置き、荷台に立てかけて、
引き上げます。その場合、家具に傷がつかないように、荷台の角にはあてものをします。(ずれない
ように大き目の毛布など)重たい家具は、多人数で乗せるようにしましょう。
移動
荷物がつみ終わり、忘れ物がないか確認が終わったら、いよいよ引越先に向かって移動です。
移動ルートもあらかじめ、決めておきます。普段乗りなれない車を運転するので、狭い道や、何度も
曲がらなければならない道は、避けましょう。又、パネルバンなど、車高の高いトラックの場合、木
の枝や、看板、高さ制限など、高さも気をつけなければなりません。
引越先
車を止める場所は、あらかじめ、引越先の道路状況を見て、決めておきます。止める場所は、車や人
が安全に通行できるスペースを、開けられるとよいでしょう。無理な場合は、あらかじめ、ご近所の
方にお断りを入れておきましょう。
マンションなどで、管理人さんがいたら、相談しましょう。
ご近所への挨拶が終わったら、積み降ろし作業を始めます。
積み降ろし作業
まず、大きな家具、大型電化製品から設置をしていきます。あらかじめ決めておいた配置を確認して
、奥の部屋のものから、配置をしていくようにすると、スムーズに配置することができます。台所や
、納戸は、奥に入るものから設置をしていきます。手前に設置するものから運び込んでしまうと、奥
にものが入れられなくなってしまうため、手前に置いたものを出して、奥にものを設置しなければな
らず、二度手間になってしまいます。
家具の裏側に、コンセントボックスが隠れてしまう場合は、あらかじめ、延長コードを差し込んでお
きます。家電製品の裏に、コンセントボックスが隠れてしまうときは,先にコンセントに、コードを
差し込んでおきましょう。冷蔵庫を倒して移動したときは、中のオイルが安定しないうちにコンセン
トを差し込んでしまうと、故障の原因になります。1時間〜2時間ほど置いてからコンセントを差込
みます。
家具の微調整を行うときは、ダンボールを入れてしまうと、邪魔になる場合は、ダンボールを運び込
む前に、微調整を行います。